歴史的背景



心的外傷後ストレス障害(PTSD)の歴史的背景

心的外傷後ストレス障害(PTSD)の歴史的背景は、19世紀から大きく分けると3つの流れがあります。心的外傷の1つの形が社会に表面化したのです。

第1は、女性の心的外傷の原型になった「ヒステリー」です。ヒステリーの要因は、暴力やレイプが原因です。心的外傷とヒステリーの間に関係があるといわれ、19世紀後半から研究の対象となっていました。
始めは単なる詐病と思われていましたが、ヒステリー現象は事実であるとの証明がされました。

第2は、シェルショック(砲弾ショック)といわれ、戦争の後遺症です。この当時は第一次大戦後に明らかになり、イギリスとアメリカで研究が始まりました。
戦争のストレスは、戦争において精神が破壊された元兵士が大勢いたそうです。戦争によって友人たちが凄惨な死を目の当たりにしたことにより兵士たちはヒステリー患者と同じ行動をしました。
それは感情が麻痺し無言、無反応という状態でした。それで、このような状況を精神障害であるとし、研究・治療が行われました。
この時に、これらの一部の状態に対して心的外傷性ストレス障害(PTSD)という名称がつけられました。

第3は、最近とても多い家庭内暴力や性的暴行が挙げられます。原因には、飲酒や薬物の使用、また、失業など経済的な要因から来るストレス、高齢者介護疲れなど様々です。
戦争などが生み出す外傷より、身近で起こるこの問題が現代社会では主流になっています。



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心的外傷後ストレス障害(PTSD)は深刻な病気です